泊まれる時代劇

京の路地再生
人びとの笑顔あふれる暮らしを再現した長屋へ

古い長屋が工房・アトリエをはじめ、産後ケアルーム、カフェ(コミュニティサロン)、憩いの場、簡易宿所として生まれ変わりました。松竹京都撮影所と提携し、髪結処・三味線屋・傘屋など江戸時代の意匠を再現した、日本文化の生活体験ができる宿泊施設を備えています。
見学されたN 子さん(三重県伊勢志摩出身・35 歳)は「ふる里と同じ、青い空が大きく広がって見えますね。時計が止まったような、古いたたずまいを感じました」と感想を寄せてくださいました。
改装には前払い家賃のスキームを利用。京町家のみならず、路地全てを再生する新たな試みとして大きな注目を集め、見学会には200 名を越える来場者が訪れました。

住まいと人を結ぶ「路地の空間」の、内側と外側の人々が交流できる「舞台装置」が長屋なのです。時空を超えた、昔の生活に思いを馳せてほしいですね。
「京都西陣ろおじ」が地域の防災拠点となることも期待しています。

フラットエージェンシー京匠 課長 一級建築士中道 俊樹